「ヴィラ=ロボス ヴァイオリン・ソナタ全集」(ナクソス・ジャパン)近日発売!

「交響曲全集」に続いて、弊協会会長の木許が解説を執筆しました「ヴァイオリン・ソナタ全集」が7月16日に発売となります。

木許会長による推薦文は下記となります。

ヴィラ=ロボスが残したヴァイオリン・ソナタはわずかに3曲。しかしこの3曲には、彼のパリ遊学以前の作風の変遷がきわめて鮮やかな形で刻まれている。第1番「絶望」と第2番は、ソナタ・ファンタジアと題された自由な構成のなかで独特のメランコリーを漂わせる傑作。フォーレやドビュッシーなどフランス音楽の影を色濃く宿しながらも、随所にブラジル的な要素が盛り込まれている。

白眉は第3番。ヴィラ=ロボスのその後の作品を予感させるような音楽言語が炸裂! その過激さゆえか第3番はコンサートで取り上げられることは稀であるが、このCDを機に実演の機会が増えることを強く願う。それにしても、なんとアヴァンギャルドなヴァイオリン・ソナタ!

ヴィラ=ロボスのヴァイオリン・ソナタ(全3曲)はそもそも大変に美しく、純粋に「いい曲」ですし、何よりこの3曲を通じて聞くだけで、この作曲家のパリ遊学以前の作風の変遷がきわめてよくわかると思います。ぜひお手に取って頂けますと幸いです。