【主催】「ブラジル独立200周年記念コンサート」開催のお知らせ(2022.9.6めぐろパーシモンホール)

ブラジル独立から200周年を迎えた今年、独立記念日の前夜である9月6日(火)に駐日ブラジル大使館と当協会の共催で「ブラジル独立200周年記念コンサート」を開催します。このコンサートは、東京・ベルリン・ロンドン・ニューヨークの世界4都市で同時開催される予定で、東京公演はそのオープニングを飾る極めてメモリアルな会になることと確信しています。

日本ヴィラ=ロボス協会として、ブラジルのクラシック音楽の奥深さと楽しさを多くの方々に感じて頂きたい、この記念すべき日を皆さまと一緒にお祝いしたいという思いで、これまで長きにわたって大使館とともに企画を進めてきました。

プロの演奏家による特別編成のオーケストラが、ヴィラ=ロボスをはじめブラジルのクラシック音楽の礎となった作曲家たちによる作品や、日本初演曲を多数含む多彩なプログラムで祝祭の前夜を盛り上げます。

当協会初代会長・故 村方千之が日本初演した、カルロス・ゴメス作曲、歌劇「グアラニー族の男」序曲に始まり、思わず踊り出したくなるようなクラウジオ・サントロの「フレヴォ」(日本初演)まで、ブラジル音楽に詳しい方にもそうでない方にもぜひ聴いて頂きたい曲ばかりを選びました。このコンサートの後にはきっとメロディが頭から離れなくなり、ブラジルの音楽の虜になること間違いなしです!

また、一般席3,000円、学生席1,000円というチケット料金にも、「一人でも多くの方々とブラジル音楽の楽しみを共有したい!」という私たちの強い思い入れがあります。この価格が実現できたのは、ひとえにご協賛頂いた企業様のお力添えのおかげです。心より感謝申し上げます。

コロナ禍の2年間、予定していた協会の活動は中止を余儀なくされ、演奏活動も途絶えた時間に、我々は今一度じっくりとブラジル音楽と向き合い、研究を重ねてきました。その成果はNAXOS JAPANから発売中の一連のBrazilian MusicシリーズCDのライナーノーツに収められ、皆さまにも読んでいただけることになりました。

いよいよ今度はその成果を実際に奏でます。右手に指揮棒を、左手にペンを持って表現の可能性に挑み続け、ブラジル音楽に関連する文章をこの2年間だけで20万字以上も綴ってきた指揮者・木許裕介の渾身の演奏会、どうぞお楽しみください。

皆さまのご来場を心よりお待ちしております。チケットはこちらからお買い求めください。